せどり・転売は「利益率」より「利回り」を見ろ! その理由とは?
ゆーすけです。
当ブログでは、あなたにせどり・転売ビジネスへの興味や可能性を感じて頂けるよう、以下のような「せどり・転売実績」という形で
・どのような商品を
・幾らで仕入れて
・幾らで販売したか
を全て公開しています。
> せどり・転売実績
当然その中で「利益」に関する情報も全て公開しているわけですが、利益の大きさを測るための指標となる数字として
「利回り」
という数字を併せて公開しています。
恐らく多くの方は、利益の大きさを測るための指標という意味では
「利益率」
という言葉の方が聞き慣れていると思いますし、実際に他のせどり・転売関連のブログにおいても「利益率」を示していることの方が多いような状況であることは間違いありません。
ただ、私個人としては、せどり・転売ビジネスにおいては「利益率」よりも「利回り」を見る必要があると考えています。
そこで今回は、
「何故、利益率よりも利回りを見るべきなのか」
について解説していきたいと思います。
「利益率」と「利回り」の計算方法と違いについて
まず前提として、せどり・転売ビジネスにおける「利益率」と「利回り」それぞれの計算方法と違いについて解説しておきたいと思います。
始めにあなたが聞き慣れているであろう利益率について。
利益率とは、簡単に言うと
「売上における利益の割合を表した数字」
のことを言います。
つまり、利益率を求めるための計算方法は
利益率(%) = 利益(円) ÷ 売上(円) × 100 |
となります。
例えば、1,000円で仕入れた商品を3,000円で転売した場合、売上は3,000円、利益は2,000円となりますので、その利益率は
・利益2,000円 ÷ 売上3,000円 × 100 ≒ 利益率66.7%
となるわけです。
対して利回りとは、
「投じた資金(原価)がどれだけの割合で増えたかを表した数字」
であり、主に投資ビジネスの世界でよく使われている数字です。
この利回りを求めるための計算方法は
利回り(%) = 利益(円) ÷ 投じた資金(円) × 100 |
となります。
例えば、1,000円で仕入れた商品を3,000円で転売した場合、投じた資金は1,000円、利益は2,000円となりますので、その利回りは
・利益2,000円 ÷ 資金1,000円 × 100 = 利回り200%
となりますね。
要するに、
・利益率 … 売上の中にどれだけ利益が含まれているか
・利回り … 仕入れに使った資金がどれだけ増えたか
であり、売上をベースにして考えるか、仕入れに使った資金をベースにして考えるかの違いがあるということです。
ちょっと数字に弱い方は頭が痛くなるかもしれませんが、計算自体は小学校の算数で習うことだけですので、頑張ってついてきてください(笑)
何故、利益率よりも利回りを見るべきなのか
せどり・転売ビジネスは、ある意味「投資に近いビジネス」です。
なぜならせどり・転売ビジネスは、あなたが持っている資金を商品という「モノ」に変え、それらを投じた資金より高い相場で現金化していくことを目的としたビジネスだからです。
例えば10万円という資金を用意した場合、その10万円から「利益」を生み出すためには
・投資 … 10万円の資金を何枚かの「株式」に変え、10万円以上の相場で売る
・せどり、転売 … 10万円の資金を幾つかの「商品」に変え、10万円以上の相場で売る
ということが必要不可欠であり、扱っているモノが異なるだけで、本質的には全く同じだということが分かるかと思います。
要するに、投資もせどり・転売も、毎月利益を出すためには、手元の資金を使って「モノ → 現金 → モノ」という変化を、最低でも1ヶ月単位で繰り返さなければならないビジネスだということです。
例えば「資金10万円で毎月5万円稼ぐ」という目標を立てた場合、
1. 10万円をモノに変える
2. モノを15万円で売る(利益5万円)
3. 翌月、再び10万円をモノに変える
4. モノを15万円で売る(利益5万円)
というプロセスを毎月実行する必要があります。
このように考えた場合、あなたがどれだけ稼げたか(稼げそうか)を測るために「利益率」をわざわざ計算することは、全くもって無意味な事だと言えると思います。
なぜなら、重要なのはあくまでも
「手元の資金から幾らの利益を生み出せたか(生み出せそうか)」
であって、売上の何割が利益であるかなど関係ないからです。
故に、毎月利益を出すという前提においては、売上をベースにした「利益率」で考えるのではなく、仕入れに使った資金をベースにした「利回り」で考えるようにしてください。
また、「利益率」の計算方法には、致命的な欠点があります。
それは
「赤字・不良在庫になった場合、利益率が正しく計算できない」
という点です。
例えば、10,000円で仕入れた商品が5,000円でしか売れず、5,000円の赤字になった場合、
・利回り … 利益-5,000円 ÷ 仕入れ10,000円 = -50%
と、利回りは正しく計算できますが、
・利益率 … 利益-5,000円 ÷ 売上5,000円 = -100%
と、利益率はおかしな数字になってしまいます。
また万が一、全く売れずに不良在庫となった場合においては、
・利回り … 利益-10,000円 ÷ 仕入れ10,000円 = -100%
・利益率 … 利益-10,000円 ÷ 売上0円 = 計算不能(∞)
と、利益率はそもそも計算できない状態になっているのが分かるかと思います。
もともと利益率の計算方法は「プラス利益が出て初めて使用できるもの」であるため、マイナス利益が発生した場合の計算には対応していません。
要するに、赤字や不良在庫になるリスクを0にできない以上、少なくとも1商品ごとの利益の割合を見るために利益率を使うべきではないということです。
故に、私が利益の割合を計算する場合は「利回り」だけを計算しており、「利益率」は一切計算していません。
それは私が実際に使っており、かつ私から推奨商材を購入いただいた特典として配布している以下の「損益計算Excel」をご覧いただければ明らかかと思います。
※画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。
何にせよ、私は上記の損益計算Excelを使いながら、自分自信が望む最低限の利回り(利益)を確保しつつ、毎月のように「モノ → 現金 → モノ」という流れを作りながら稼いでいるというわけです。
もしあなたがこれからせどり・転売を始めるのであれば、
「手元の資金から幾らの利益を生み出せたか(生み出せそうか)」
「求める利益を達成するためには、幾らの資金が必要なのか」
というように、資金ベースで考えるようなクセを付けていくことをお勧めします。
以上、「何故、利益率よりも利回りを見るべきなのか」についてでした。
ぜひ参考にしてください。
※上記の「損益計算Excel」についてはこちらの記事で紹介しています。
よろしければご覧ください。
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