Amazon返品・返金時の「配送料」「返送料」の注意点について
ゆーすけです。
Amazon上で物販を行っていると、どうしても避けて通れないのが
「購入者からの返品・返金依頼」
です。
商品ジャンルにもよりますが、基本的にAmazonでは特別な商品を除き、30日以内の返品・返金が規約によって認められているため、大抵の場合、セラーは購入者からの返品・返金依頼に応じなければならないからです。
そして、返金の際に挙がってくるのが、
- 商品発送時に掛かった送料
- 商品返送時に掛かる送料
これら「送料」に関わる問題かと思います。
そこで今回は、Amazon返品・返金時において
- 商品発送時に掛かった送料は返金する必要があるのか?
- 商品返送時に掛かる送料は誰が負担するのか?
について解説していきたいと思います。
商品発送時に掛かった「送料」は返金する必要があるのか?
これは先に結論から申し上げると、
- 販売時、「配送料」を1円以上に設定している(送料無料でない)事
- 返品理由が「購入者都合」である事
これら2つの条件を満たす場合のみ、販売時の「配送料」を上限に返金する必要はありません。
例えば、
「商品:1,000円、配送料:500円 = 合計1,500円」
このように販売した場合、購入者都合による返品(必要なくなった、間違えて購入した等)に限り、「配送料:500円」は返金する必要がないということですね。
ただしあくまでも「配送料を上限に」ですので、実際に掛かった送料が600円だったとしても、返金額から差し引いて良いのは500円までとなります。
(ちなみに「配送料は返金する必要がない」だけであって、実際に返金しないか否かの判断はセラーに委ねられますので、配送料を返金しても問題はありません。)
そして一方、
「商品:1,500円、配送料:無料 = 合計1,500円」
このように送料無料で販売した場合、例え購入者都合による返品であっても、実際に掛かった送料を返金金額から差し引く事は許されません。
要するに「配送料」という名目でお金を頂いていない場合、いかなる理由があっても配送料を返金額から差し引く事はできないということです。
加えて、上記の説明はあくまでも「購入者都合による返品」の場合であり、セラー責任の返品(初期不良など)の場合は、頂いた配送料も含めて返金する必要がありますので注意してください。
商品返送時に掛かる送料は誰が負担するのか?
こちらも先に結論から申し上げますと、
- 購入者都合による返品:返送料は「購入者負担」
- セラー責任による返品:返送料は「セラー負担」
→ 送料着払いで返送してもらう
という感じになります。
まあこの返送料については、そこまで詳しく説明するまでもありませんよね。
要するに「返品の原因を作った者が返送料を支払う」というだけのことですので。
ただここで、先立ってお伝えした「配送料」、そして今回の「返送料」共に、共通して1つ注意点があります。
それは
「配送料を返金しない場合、または返送料を購入者負担してもらう場合、必ず“Amazon規約のURLと共に”事前にその旨を購入者に伝える事」
という点です。
何故なら、全ての購入者がAmazon規約を知っているわけでは無いため、無言で配送料を返金しなかったり、返送料を負担させてしまうと、クレームや、最悪の場合「マーケットプレイス保証」の申請に繋がる可能性も有るからです。
故に購入者都合による返品依頼が有った場合、必ず事前に、
- 頂いた配送料は返金できません
- 商品返送に掛かる送料はお客様負担となります
という旨のメッセージを、Amazonの返品・返金規約が書かれている以下のURLと共に伝えるようにしてください。
■返品・交換の条件 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202063080 |
そのような事前の対策こそがクレームの抑制、また場合によっては返品依頼の取り消しに繋がるということです。
Amazon返品・返金時の「配送料」「返送料」の注意点 まとめ
<配送料の返金>
購入者都合の返品依頼、かつ販売時に「配送料」を頂いていた場合のみ、返金額から配送料を差し引いても良い。
<返送料の負担>
購入者都合の返品の場合は「返送料は購入者負担」、それ以外は「返送料はセラー負担」
以上、Amazon返品・返金時の「配送料」「返送料」に関するまとめでした。
ぜひ参考にしてください。
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